『ヴェンデッタ』についてもっと詳しくなれるゲームガイドへようこそ!
まず最初は、本作の世界観や背景をご紹介いたします。
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人間を含む多様な種族が存在する世界を我々は「ナル」と呼びます。
ナルは星の海を彷徨う訪問者たちが創造したと言われています。

ナルには、ナルを護るという使命を持つ三体の守護龍がいました。
それが調和の<アルセルン>、混沌の<ベゼニエル>、均衡の<フラネリン>です。

三体の守護龍の力でナルは平和を保っていました。
ある時、平和を謳歌していたナルに突然、得体の知れないモンスターが姿を見せ始めました。 
ナル全域に出没したモンスターは人間たちを無差別に襲い始めたのです。

三体の守護龍は人間を守るためにモンスターたちを討伐し始めました。 
そしてすぐに、モンスターたちが這い出てくる赤い次元の扉<ブラッディゲート>を発見しました。
守護龍たちは、ブラッディゲートは守護龍でなければ破壊することはできないと気づきました。 

一方、ブラッディゲートの創造者でありすべての元凶である大悪魔<アラドン>は、次元を超えて守護龍たちを見ていました。
次元の外のモンスターたちを利用してナルを破壊しようとしていた計画が、守護龍たちにより水の泡となると、アラドンは自分が直接ナルに出向くことにしたのです。
アラドンは指揮下の悪魔たちを引き連れてブラッディゲートに向かいました。 

三体の守護龍はアラドンの降臨に気付き、今回のことが尋常ではないことを本能で悟ったのです。
ナルに降臨したアラドンはすぐに三体の守護龍と激しい戦闘を繰り広げました。 
守護龍たちは強靭でしたが、アラドンの降臨は想像を絶し、結果は惨たらしいものでした。 
均衡のフラネリンは二つの目を失い、調和のアルセルンは、二対の翼が折れて大地に突き刺さりました。
混沌のベゼニエルは鉄壁に、自慢の肉体が叩き付けられて心臓が露わになるほどでした。

勝機を掴んだアラドンが守護龍たちに最後の攻撃を仕掛けようとした瞬間、アルセルンの肉体が輝き始めました。 
そしてアルセルンは、刹那の間に、ナルを創造した訪問者と出会うことになります。 
ナルが消滅しないことを望んだ訪問者はアルセルンに力を貸すことにしたのです。 
訪問者との出会いを追え、ナルに戻って来るとアルセルンの傷は癒えていました。 
再びアラドンと戦うこととなったアルセルンは訪問者の力を使い、フラネリンはアルセルンが導くままに自分の魂を捧げ、最後はアラドンを封印することに成功しました。
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アラドンが封印され、ナルの消滅は免れましたが、ベゼニエルは憤慨しました。 
自分の伴侶であるフラネリンがアルセルンに強要されて、犠牲になったと思ったからです。 
最愛の伴侶を失ったベゼニエルは狂気に駆られてすべてを破壊し始めました。 
アルセルンはそんなベゼニエルを食い止めようとしました。 
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二体の守護龍が対立し始めると、アラドンにより弱くなったナルは崩壊し始めました。 
長い歳月が流れても、彼らは依然として戦い続けていました。 
彼らが戦いながら通った大地は粉々に崩れ、その戦いは、彼らが大地の深い場所に達して終わりました。 
すべての力を使い果たした二体の守護龍は、結局お互いに絡み合ったまま眠りに就いたのです。 
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既に眠りについてはいるものの、世界を守ろうとする龍の意志に引き寄せられた強靭な二人の人間が、それぞれ二体の守護龍の血を飲み、彼らの理想と意志を受け継ぐ化身となりました。
そして、龍血を飲んでその守護龍の意志を受け継いだ者たちは<タリオン>と呼ばれるようになりました。
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最初のタリオンであり、守護龍の化身である彼らはアラドンが残した破滅の残骸で生まれたブラッディゲートを防ぐために、それぞれの連盟を結成しました。 

アルセルンの化身<アーカンド>はフラネリンの犠牲を尊び、大地と生命を守護しようと誓い、 
ベゼニエルの化身<ベルザブ>は弱さゆえにフラネリンを失ったのだと考え、究極的な力を追求しました。

そうしてアーカンドの意志を受け継ぎ強大な結界を気づいてナルを守護しようとする大地の盾<イージス>連盟が誕生しました。
反対にベルザブの誓いに沿って神の権能を利用して、絶対無敵の力を追求する天空の翼<バイデント>連盟も誕生したのです。 
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アーカンドとベルザブは時間が経つにつれ対立していき、ついに二つの連盟は衝突することになります。
二つの連盟が衝突すると、その余波で多くの人々が犠牲となりました。
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二体の守護龍の化身が率いる二つの集団はお互いの理念により、今も対立しています。
そして長い間が経ちました。
今は彼らもまた、二体の守護龍のように共存できない運命となったのです。 
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今こそ再び目覚める時です。あなたがどちらを選択し、どちらを支持しようと私はあなたの味方です。 
さあ、選択してください、タリオンよ。人間の運命を外れた者よ。 

ヴェンデッタの世界観の紹介はここまでです。